ソフトバンクの育成新人・大竹耕太郎投手(23)が14日、ヤフオクドームで行われた1軍のチーム練習に参加した。シート打撃の投手を務め、打者6人に対して3安打の内容だった。

 ヤフオクドームのマウンドで投げるのは入団後初。「ちょっと傾斜がきつかったけども、いい経験になった。2軍では空振りが取れた球でも1軍では取れない。もう一段階上げていかないと」。済々黌(熊本)を経て早大から育成ドラフト4位で入団した左腕は、ウエスタン・リーグでは7勝を挙げ防御率1・90の好成績。今月末までが期限となっている「支配下選手登録」の可能性もある。

 高谷は直球で見逃し三振。内川からも空振りを奪ったこともあり「技巧派と言われるけど、直球をしっかり投げろとコーチからも言われているので、もっと上げていきたい」。“1軍初体験”にさらにレベルアップを誓っていた。