巨人上原浩治投手(43)が8回1イニングを3者凡退に抑え、今季9ホールド目をマークした。

 日米通算ホールドは99となり、日米史上2人目の通算100勝100セーブ100ホールドの「トリプル100」に王手をかけた。

 2点リードの場面でマウンドに上がった。代打大山を136キロの直球で三ゴロ、糸原を125キロのフォークで左飛に抑えると、北條はこの日最速の138キロ直球で中飛に抑えた。「ゼロに抑えられたので最高ですね」とグラブを何度もたたいて、喜びを全面に出した。

 それでも、大記録の達成を間近に「まずは目先の試合。先を見ずに明日の試合を頑張ります」と平常心。頼もしい右腕がチームの6連勝につながった。