右足腓骨(ひこつ)骨折から1軍復帰していた阪神糸井嘉男外野手(36)が26日、広島14回戦(甲子園)を欠場した。試合前練習は屋外に姿を見せず、室内練習場で調整した。ベンチ入りしたが、出場機会はなく、試合後、クラブハウスに引き揚げた。

 21日DeNA戦(横浜)から戦列復帰し、同カードは2戦連続本塁打を放ち、22日は猛打賞を記録していた。だが、24日からの広島戦は2戦無安打だった。金本監督は「ケガの箇所がちょっと。気になってたし」と説明。大事を取って出場回避したとみられる。プレー再開については、今日27日の様子を見る。指揮官も「そうですね」と話した。片岡ヘッド兼打撃コーチも積極的休養か問われて、うなずいた。打率2割9分9厘、12本塁打、45打点はチームトップ。上位浮上に欠かせず、早期復帰をもくろむ。