広島が延長戦を制して貯金を今季最多タイの18とした。

 9回に2点リードで送り出した抑えの中崎が打たれて同点。10回は会沢、安部の連打で1死一、三塁とし、代打西川の併殺崩れの間に1点を勝ち越した。その裏を抑えた3年目左腕の高橋樹がプロ初セーブ。緒方孝市監督(49)の談話は以下の通り。

 -相手に流れがあった中でよく勝ち越した

 緒方監督 ぎりぎりのところで選手全員が、今日の試合に勝つという気持ちを出してやってくれた。キク(菊池)の大活躍もあったし、最後はミキ(高橋樹)がね。あの子は気持ちが強いから。

 -プロ初セーブ

 緒方監督 去年から見てきて、物おじしないところがあったので、投手コーチと話して投げてもらった。

 -菊池は4安打

 緒方監督 昨日、今日と吹っ切れたような感じ。中心選手だし、引っ張ってもらう。

 -先発高橋昂が制球難

 緒方監督 まだまだ(今後も)投げさせるよ。