広島新井貴浩内野手(41)が、逆転4号3ランを放った。1点を追う6回1死一、二塁から、巨人吉川光の内角低め直球をバックスクリーンまで届けた。敵地に詰めかけた広島ファンの声援を浴びながら、ゆっくりとベース1周。プロ20年目の大ベテランに笑顔があふれた。

「初回に自分の守備のミスから失点してしまったので、何とかこの試合の中で取り返したいと思っていました」

最近は代打での出場が続いており、この日は7月24日阪神戦(甲子園)以来のスタメン出場。本塁打は6月14日オリックス戦(京セラドーム大阪)以来だ。