DeNAは31日、所属する山本祐大捕手(19)が飲酒していたことが判明したと発表した。

三原一晃球団代表は、阪神戦前の甲子園球場で取材に応じ「プロ野球選手は青少年の模範となるべきであるにもかかわらず、こういう事態を招き、ファンのみなさま、関係者のみなさまに深くおわび申し上げます」と話した。28日にメールで外部から情報提供があったという。29、30日の聞き取り調査などの結果、4月以降、山本は3度ほど飲酒したことが分かったという。30日には厳重注意処分とし、今季いっぱいの外出禁止を言い渡したという。出場停止の処分はしなかった。

山本は京都翔英-BCリーグ滋賀を経てドラフト9位で入団した。19日の広島戦では代打で出たプロ初打席で2ランを放った。7点を追う8回無死一塁で飯田の内角速球を左翼席に運び「チームを勝たせられる正捕手になりたい」と意気込んでいた。20歳の誕生日は9月11日だった。