DeNAが投打で完敗し、借金は今季最多タイの13となった。先発今永が4回5失点(自責0)でKO。後を受けたリリーフ陣も3番手藤岡の4失点を筆頭に、4投手全員が失点を重ねた。

今永が3回に失った5点は、結果的に1死一塁からの二塁手石川のファンブルが響いた。前夜も失策が失点につながっており、アレックス・ラミレス監督は「あのエラーがターニングポイントになり、あれで流れが(阪神に)いってしまった。こういうことも起こり得るが…」と厳しい表情。味方のミスの後、踏ん張りきれなかった今永についても「集中力を持ってやってもらえたらと思う」と苦言を呈した。

打線も1回1死二、三塁の先制機、7回1死満塁の絶好機を生かせず。得点は6回のソトの3ランのみに終わった。同監督は「チャンスを作っても点が取れなかった。投手も失点しているが、打つ方も点を取らないと厳しい」と表情を曇らせた。