ソフトバンクの投手練習が3日、ZOZOマリンスタジアムで行われ、6日ロッテ戦に先発予定の大竹耕太郎投手(23)が“秘密兵器”とともに1軍に合流した。

大竹の手にあったのは、頭くらいの大きさのU字形に複数のイボが付いた器具だ。「Amazonで1500円くらいで買いました」という代物は、首をマッサージするための健康器具。大竹が使い始めたところ、嘉弥真や千賀、武田ら他の選手も購入し、徐々に広まりつつあるという。投手練習の合間には報道陣のリクエストに応え実演。「こうやって首を挟んで、首を傾けたりするんですよ」と気持ちよさそうな表情で丁寧に説明してくれた。

前回登板後の8月27日に出場選手登録を抹消され、中10日での登板に向け前日までの4日間は筑後のファーム施設で調整してきた。「(1軍では)2軍の時より練習量も落ちる。4日間でやりたいことができました。フォームも気になる部分があったので、シャドーやネットスローでフォーム作りをしてきた。体の調子もいいです」と笑顔。首の血行とともに、チームの流れもさらに良くするつもりだ。