横浜(現DeNA)、巨人で活躍したBC栃木・村田修一内野手(37)が群馬との今季最終戦で5打数1安打。「勝利のために、最後の最後までいいつなぎができればと思った」とチームプレーを貫き、代名詞の本塁打は出なかった。セレモニーでは男泣きし「心からBCリーグに来て1年間、野球ができてよかったと思っています。今日をもって私は現役を引退します」と区切りをつけた。

巨人の元チームメートからフラワーボードとメッセージが寄せられた。阿部からは「本当にお疲れさま。これからも、よろしくな」。後輩を代表し坂本勇からは「お疲れ。いろいろ大変やったね。いろいろお世話になったから、今度からはおなかすいたらいつでも連絡してきーや」。同学年の日本ハム矢野、実松からは「男・村田修一の野球に心からの敬意を表します。一緒に野球ができて、一緒に過ごせて、一緒にバカやれて本当に幸せでした。おれたちはこれからもずっと仲間だぞ」。横浜時代の監督だった大矢氏もねぎらいに駆けつけた。

DeNAラミレス監督のコメント 2000安打は残念ながら達成できませんでしたが、素晴らしい実績を残した選手。BCリーグのファンも彼のような選手が来て感謝していると思う。お疲れさまでした。

DeNA筒香のコメント まだまだプレーできるというのが正直な気持ちです。まだやってほしいですし、また一緒にやりたいという思いも、もちろんあります。村田さんにはいろんな話をしていただいて、自分の中に大事な財産として残っています。すごい成績を残されていて、なかなか追いつけないですが、いつか村田さんを超えられるような選手になりたいと思っています。