ヤクルト小川泰弘投手(28)が、8回129球を投げて6安打1失点8奪三振と好投し、巨人戦7連勝を飾った。

直球は最速150キロをマークし、カットボール、チェンジアップなどの変化球も有効になった。打線が勝ち越した直後の8回2死一、二塁のピンチでは、代打阿部をフルカウントから145キロの直球で空振り三振に打ち取った。

「緊張したけど初戦を何とか取れて良かった。粘って投げることができました。全員が1球1球に集中して、全力でやっていきたい。真っすぐが走らないとカットも生きない。真っすぐがそこそこいっていたのが良かった」と言った。

小川淳司監督(61)は「初戦は大きな意味を持つ。取ったことで、明日からの2試合が大事になる。残り試合はすべての試合が大事」と引き締めた。