西武の強力打線が4安打に封じられ、完封負けで2位ソフトバンクとの差が3ゲームに縮まった。

序盤4回までに3度得点圏に走者を進めたが先制点を奪えなかった。

辻発彦監督は「フォーク、スライダー、うまく攻められた。うちは長打力があるバッターがいるから、1発を警戒して、真っすぐは高め、変化球は低めという感じだった」と言った。

4回は2死走者なしから先制点を許した。

「どちらかというと向こうもチャンスがあってなかなか点が取れずに、試合が動くかなと思ったところ」。5回途中3失点の先発榎田については「まずまずだったけど、球数がちょっと多かった。慎重に投げたんでしょうけど」と話した。

14日からはソフトバンク3連戦を含む9連戦が始まる。「選手ももう一つ違う気持ちでやってくれるでしょう」と期待した。