法大が土壇場で粘りをみせ規定により引き分けた。

1点を追う9回。1死後、代打の吉岡郁哉内野手(4年=智弁学園)が中前打して出塁。代走が二塁盗塁を決めると、1番の宇草孔基外野手(3年=常総学院)がしぶとく右前打して追いついた。

同選手は前週(10日)の早大3回戦で延長11回に決勝本塁打を放ち、勝ち点を呼び込んだばかり。1番ながら勝負強さが光っている。宇草は「今は長くボールがみられているし、いろんなボールに対応できている」と納得の表情で振り返っていた。