ソフトバンク大竹耕太郎投手が6戦目の登板でプロ初黒星を喫した。舞台は8月1日にプロ初登板、初先発で初勝利を挙げたのと同じ、メットライフドームでの西武戦。イメージのいい相手だったはずだが、初回から「山賊打線」の餌食になってしまった。

初回先頭の秋山が初球を中前打。2番源田は2球目を右中間にはじき返し、適時三塁打。わずか3球で先制点を許した。浅村には中越え適時二塁打。山川には41号2ランを打たれ、4連打で4点を失った。続く2回も先頭金子侑に四球。1死二塁から、源田に適時打。浅村、山川にも連打され2点を追加された。2死一、三塁と走者を残したまま降板すると、後続が打たれ2人とも生還した。大竹は1回2/3を投げ8失点だった。

試合後は大竹らしくハキハキとした口調で「全体的にボールが高かったし甘かった。高めの半速球が狙われていた。次は抑えるしかない。2回同じことをしないように。相手というより、自分のピッチングができるかどうか」と振り返った。