今季限りでの引退を発表した巨人の杉内俊哉投手(37)が22日、古巣ソフトバンクの王貞治球団会長らに引退のあいさつに訪れた。

11年までホークスでプレー。本拠地ヤフオクドームのマウンドについて「一番投げやすかった。(土が)掘れる感じが好きでした。前は(ホームランテラスがなく)広かったので、なかなか本塁打が出にくい球場だった」と話した。

王球団会長からは「17年間よく頑張った。力を抜いて投げる(投球フォームの)お手本だ」とねぎらわれた。一緒にプレーしていた長谷川勇らとも再会した。今回は高校時代を過ごした鹿児島(鹿児島実)、福岡そして社会人時代を過ごした長崎(三菱重工長崎)と、引退報告を行う。