ヤクルトの先発大下佑馬投手(26)は、5回途中1失点で降板した。

当初は小川が先発する予定だったが、腰の張りのため回避。急きょ前日に、プロ1年目の大下に決まった。それでも140キロ台後半の直球に加え、カーブ、スライダー、フォークなど多彩な変化球で相手を翻弄(ほんろう)。1回には中日の2番京田を3球三振に仕留めた。

3回までは1安打に抑えていたが、4回に3連打を許し1失点。5回は先頭の中日松井に二塁打を打たれ、2死三塁でマウンドを降りた。4回2/3を被安打5の1失点、71球だった。

7月11日巨人戦以来、2度目の先発を任され「先発は久しぶりでしたが、緊張はありませんでした。リリーフとは違って、いろんな球を投げながらなんとか投げることができました。ゲームを崩さずに、次の投手につなげたので良かったと思います」とコメントした。