函館大が苫小牧駒大に2-1で勝利し、9勝1敗で昨秋以来2季ぶりのリーグ優勝を飾った。

ダブルエースの好投で、締めた。24日は福岡美輝(みつき)投手(4年=厚木北)が9回2失点。この日は高橋侑也投手(3年=秋田中央)が4安打1失点11奪三振で、ともに完投。両右腕が流れをつくり、阪内俊喜監督(62)は「投手陣がしっかり抑えてくれた。打線も勝負どころで点を取り、攻守でバランスよく戦えたのが良かった」と振り返った。8日の第3節で旭川大に1敗を喫して以降、終盤5戦全勝と、勢いを維持して逃げ切った。

札幌6大学優勝チームと、11月の明治神宮大会出場をかけ、北海道代表決定戦(10月3~5日、函館市千代台公園)に臨む。昨秋は、代表決定戦で星槎道都大に敗れている。同監督は「今度こそ勝って、選手に全国舞台を経験させたい」と雪辱を期した。