広島九里は勝てば優勝という重圧の先発マウンドで、8回2安打無失点と力投した。1カ月ぶり8勝目。

3回まで完全投球を続け、4回は連打と四球で無死満塁のピンチを迎えた。バレンティンを内角攻めで一飛、雄平を遊ゴロ併殺打に仕留め派手にガッツポーズした。見事に大役を果たし「調子はすごく良かったわけじゃないけど、しっかりゾーンの中で勝負する投球ができた」と胸を張った。緒方監督からも優勝インタビューで「今日は何といっても九里。今シーズン一番のピッチングをしてくれた」とたたえられた。