ヤクルト久古健太郎投手(32)が2日、都内の球団事務所を訪れ、来季の契約を結ばないとの通達を受けた。「すぐにどうこうは決めていない。家族と相談して決めたい」と、今後は未定としながらも「興味を示してくださる球団があれば考えますし、なければ潔く辞めようと考えています。トライアウトは受けないです」と、悩める心境を吐露。ファンに向けては「チームが最下位だったり優勝だったりと大きな波があったけど、いつも変わらない大きな声援だったり、大敗していても帰らずに球場で応援してくれる姿に勇気をもらっていました。感謝の気持ちでいっぱいです」とメッセージを送った。

久古は10年ドラフト5位で入団。1年目から左の中継ぎとして活躍したが、今季は1軍登板はなかった。