阪神がヤクルトに敗れ、CS進出の可能性が完全に消滅した。

5回に代打鳥谷のタイムリーで同点に追いついたが、9回に守護神ドリスがヤクルト奥村に決勝ソロを浴びた。この日も1得点だけ。

本拠地甲子園での得点力不足という課題が克服できないまま、終戦の時を迎えた。

金本監督の就任1年目となった16年以来、2年ぶりのBクラスが確定。指揮官は「受け止めてます、はい」と静かに話した。来季への課題を問われると、「まずは打線でしょうね。でも全部じゃないですか。すべて。立て直していかないとね」と答えた。今季は甲子園で19勝37敗2分と本拠地で大きく負け越した。残り7試合。チームは最下位で、5位中日とのゲーム差は「0・5」となった。01年以来、17年ぶりの最下位は免れたいところだ。