中日は5日、ドラフト会議(10月25日)で大阪桐蔭・根尾昂内野手(3年)を1位指名すると公表した。甲子園での阪神戦前に森監督が「一番うちに必要な選手。早々と宣言させていただいた」と明言。12球団で最速のドラフト1位指名公表となった。

根尾は岐阜県出身。準地元出身のスター候補だ。中日は中学時代からその素質に注目。今年の甲子園では投打二刀流の活躍で春夏連覇に貢献。中日は今夏の成長を見届け、1位指名を最終決定した。森監督は「内野も、外野もできるし、ピッチャーもできる。体が丈夫だ」と高く評価した。

西山球団代表は「ウチとしてはみんな生かしたい。ドラゴンズの選手になってくれることを祈っている」と続け、入団が決まれば投手と打者の二刀流も容認する姿勢を見せた。