DeNAが最大10連発の「マシンガン継投」で望みをつなげる。9日ヤクルト戦には平良が先発予定で、10日阪神戦は甲子園負け知らずのウィーランドが有力。クライマックスシリーズ(CS)出場には、巨人が最終戦で負けた上での、残り2戦2勝が絶対条件。ブルペンには最大10人の中継ぎが待機する可能性がある。平良は「とにかく1回1回、全力を出し切りたい」と後先考えずに臨む。

通常のリリーフに加え、浜口がブルペンで臨戦態勢を整える。すでに中継ぎ転向した今永に加え、強力な左腕が控える。ラミレス監督は「去年リリーフで投げたときは、すごくよかった。今季序盤は苦しんだが、出て勝ち星がつけば5勝5敗で終わる。悪くない」。昨季CSファイナルでの経験は大きく、僅差の展開で託すプランも思い描く。

CS出場時に備え、チーム最多11勝の東は先発調整を続けるが、場合によっては出番がある。崖っぷちの残り2戦、文字通り総力戦で勝ちに行く。