巨人は今季最終戦となった阪神戦に勝利して3位確定し、2年ぶりクライマックス・シリーズ(CS)進出を決めた。4位DeNAは残り試合で勝っても、勝率で上回ることができなくなった。

初回、阪神に先制を許したが、巨人は3回2死満塁で阿部が右翼線へ2点適時二塁打を放って逆転に成功。5回にも2点を追加した。

ただ5回、阪神に1点を返されると、6回には大山の適時二塁打とバッテリーミスが出て同点に追いつかれた。

4-4の7回無死、岡本が左翼席へ32号ソロで勝ち越しに成功。1死から長野、陽岱鋼の連打で一、三塁の好機を作ると、小林のセーフティスクイズでリードを2点に広げた。

8回には岡本が2打席連続となる33号2ランなどで3点を追加した。岡本は最年少で3割30本塁打100打点を達成した。5点リードの9回には菅野を投入し、三者凡退に抑えて逃げ切った。

3位確定した巨人は13日に神宮で2位ヤクルトとCSファーストステージを戦うことになった。