東海大・原田泰成投手(4年=東海大望洋)が2失点完投し武蔵大に先勝した。

最速151キロを誇る右腕だが、この日は141キロ止まり。「コンディションがあまり良くなかった」と振り返るが、スライダーを有効的に使って打ち気をそらし、ビッグイニングを作らせなかった。「1回戦を任されている以上『調子が悪くて投げられない』なんて言っていられない。夏場に投げ込んで体力には自信があったので9回を投げきろうと思っていた。要所を締められて良かった」と振り返った。

安藤強監督は「バントを4つ決めて、機動力もうまく絡められた。(優勝へ向けて)うちは1戦必勝でいくしかない」と連勝で望みをつなぐ。