レギュラーシーズン2位のソフトバンクが首位西武を破り、2年連続18度目の日本シリーズ進出を決めた。

第3戦からリーグ覇者の西武に3連勝し、アドバンテージ含めて対戦成績を4勝2敗。04年以降のプレーオフ、CSで球団史上初の下克上となった。

ソフトバンクは1回無死満塁、柳田の走者一掃となる左翼へ適時二塁打で3点を先制。連勝中の勢いのままに先手を奪った。さらに6回には柳田のソロ本塁打、8回には上林の2点適時三塁打に継投策で粘る西武を倒した。工藤監督は「ホッとしています」と安堵の表情だった。

ソフトバンクはセ・リーグ覇者の広島相手に2年連続9度目の日本一がかかる「パ・リーグの代表として、セ・リーグと戦ってきます。やるからには日本一なれるように一生懸命頑張ります。パリーグ代表として日本一を目指したい」と表情を引き締めた。