北海道ゆかりのアスリートが競技の垣根を越えて、立ち上がった。

22日、元コンサドーレ札幌のDFで現在は女子サッカーのノルディーア北海道で球団代表を務める曽田雄志氏(40)が発起人となり、9月6日に北海道で発生した大地震で多大な被害を受けた北海道・厚真町の子どもを支援する「A-solution復興支援プロジェクト」がスタートした。

支援の第1弾として、厚真町の小学生全員を札幌に招待し、「アスリートと一緒に楽しむスポーツイベント」の開催を目指す。必要な資金は、さまざまな取り組みなどをインターネットなどで発表し、共感を得た不特定多数の人から支援金を募るクラウドファンディングで調達する。

このプロジェクトに資金を支援した人には、賛同アスリートからサイン入りユニホームや、被害の大きかった厚真町・安平町・むかわ町から農産物や特産物のリターン(お返し)もある。日本ハムからは田中賢介内野手と鶴岡慎也捕手、コンサドーレ札幌からは石川直樹選手、早坂良太選手、兵藤慎剛選手が参加するなど、北海道内のプロチームや北海道にゆかりのあるスポーツ選手らが趣旨に賛同し、協力している。

クラウドファンディングで調達を目指す金額は150万円。11月30日まで、協力を募る。同プロジェクトに関しての詳細は下記のURLへ。

https://camp-fire.jp/projects/view/99940