阪神の2軍育成兼分析担当コーチに就任する日高剛球団本部企画担当戦略・分析担当(41)が22日、兵庫・西宮市内の球団事務所で会見に臨んだ。指導者としては初のユニホームに「野球の技術、トラックマンの両方に関していい指導ができたら、と思います」と目を輝かせた。

14年の現役引退後は阪神内でプロスカウト、企画担当を歴任。今季は「トラックマン分析チーム」の一員として情報分析に携わり、経験を生かす形で珍しい肩書を任された。谷本球団副社長兼球団本部長は「もともとファームのデータ分析面で手薄なところがあった。1軍に行くためにはこういうことが必要、ということを指導してもらいたい」と期待した。