阪神は外れ外れ1位で大阪ガス・近本光司外野手(23=関学大)を指名した。

1位指名で大阪桐蔭の藤原恭大外野手(3年)を指名したが、3球団競合の末に交渉権を獲得できず。外れ1位では立命大・辰己涼介外野手(4年=社)を指名したが、今度は4球団競合でまたも交渉権を逃した。三度目の正直で指名したスプリンターの単独指名に成功した。

矢野燿大監督(49)は近本について「打撃と足は今年、僕は2軍でも対戦しました。本当にプロに入って素晴らしいパフォーマンスを出せる選手だというのは、自分でも見ていた。本当にうちのセンターラインに必要な選手だなと」と絶賛。

「足は赤星まで行くか分からないですけど、赤星のような、体も打撃も一回り大きくしたような、そんなイメージかなと思います」と笑みを交えながら話した。