阪神に3位指名されたホンダの木浪聖也内野手(24=亜大)と4位指名された斎藤友貴哉投手(23=桐蔭横浜大)が、ホンダの硬式野球部寮で会見を行った。

木浪は「率直にうれしい気持ちです。即戦力として、ファンに愛される選手になりたいです。1軍で早く試合に出て、結果を出すこと」と目標を語った。

斎藤は「子どもの頃からの夢だったプロ野球選手になるスタート地点に立てて、光栄に思います。1年目からバリバリ活躍できるようにしたい」と抱負を語った。

応接室のテレビの前で他の部員らと一緒にドラフト会議の模様をテレビ観ながら緊張の面持ちだった。先に木浪が指名されると室内が大きな歓声で包まれ、空気が和らいだ。その後ただ1人だけ緊張が解けない表情だった斎藤も、木浪の直後に名前が呼ばれると、初めて笑みがこぼれた。仲間の1人がどこかから阪神ロゴが入った帽子を持ってきてかぶせ、笑いが広がる場面もあった。