ヤクルト山田哲人内野手(26)が28日、日本プロ野球初の「40本塁打・40盗塁(フォーティー・フォーティー)」を来季の目標に設定した。京都市内で開催された、優秀なヤクルトレディーを表彰するヤクルト本社のイベント「2018 ヤクルト世界大会」に小川監督、青木、石山、小川とゲスト参加。約3000人のヤクルトレディーを前に「40-40って数字を目指しつつ、引き続きトリプルスリーも達成できるようにしたい」と約束した。

初の「40-40」宣言はリップサービスではない。今季は2年ぶり3度目のトリプルスリーを果たし、一定の達成感を得た。燃え尽き症候群にならないよう「トリプルスリーは絶対の目標で永遠の目標。来年も再来年も毎年目指すところ」と設定。高いノルマをクリアすべく、前人未到の大記録を目標にモチベーションを高めていく覚悟を決めた。

イベントでは、永年勤続したヤクルトレディーが表彰される姿に目を奪われた。「自分も長く続けるということがテーマであり目標ですから」と感銘を受けた。4度目のトリプルスリーを通過点に、来季は「打率3割、40本塁打、40盗塁」という超人的な数字に挑んでいく。【浜本卓也】