楽天にドラフト3位で指名された最速151キロ右腕、倉敷商・引地秀一郎投手(3年)が29日、長島哲郎スカウト部長、山下勝己スカウトから指名あいさつを受けた。

引地は「プロ野球選手になるんだという、実感が湧いてきました。やってやるぞと思いました。まだまだだと思っているんですけど、いつかは(高校の先輩)星野(仙一)さんに負けないピッチャーになりたい」と意気込んだ。

担当の山下スカウトは「まだまだ粗削りで未完成なところはありますが、もっているポテンシャルの高さに魅力を感じて、指名となりました。星野さんも天国で喜んでいるんじゃないかと思います」と話した。

即戦力ではないが、同スカウトは「鍛えればまだまだ質の高いストレートを投げられる可能性を秘めている。2年、3年じっくりファームで鍛えてもらって、そこからスタートです」と期待した。