ソフトバンク甲斐拓也捕手が日本シリーズ6連続盗塁阻止で、この日樹立したばかりの同シリーズ新記録を更新した。

1回1死一塁、甲斐が田中の二盗を刺した。際どいタイミングで、いったんセーフの判定となったが、工藤監督がリクエストを要請。判定はアウトと覆り、5連続盗塁阻止で記録達成。

さらに2回2死一、三塁から一塁走者安部の二塁盗塁を完璧なタイミングで刺した。

第4戦で4連続盗塁刺を決め、52年広田順(巨人)、58年藤尾茂(巨人)の連続記録に並んでいた。

メジャーリーグでの経験もあるヤクルト青木はこの日、解説席から見守っており、試合前には強肩とコントロール抜群の甲斐に「守備だったら(メジャーでも)イケると思う。際立っている」と称賛していた。