ヤクルトのドラフト指名10選手のうち7選手(育成含む)が10日、愛媛・松山での秋季キャンプを訪問した。球団初の試みで、スタンドやネット越しに熱視線を送った。

投手はブルペンに足を運び、投球練習を見学した。1位の国学院大・清水昇投手(4年)は「1人1人、アップにしろ補助運動にしろ、意識の高さを感じました。あと、体の大きさが全然違った。1球1球への思いが熱い。1月までの期間、しっかり準備して臨まないとって、心の準備ができました。見に来て良かったです、心も体も何段階も上げていかないといけない」と刺激を受けた様子。

小川淳司監督は「希望に満ちあふれて、プロ野球で活躍したい思いで練習を見ているのはあると思う。(秋季キャンプを見学して)どういう影響が出るかは分からないけど、ヤクルトというチームをスタンドから見て、雰囲気を感じてくれればいいと思います」と期待した。