近大(関西5連盟第1)が1点差を守り、12年ぶりのベスト4に進出した。

1回に谷川刀麻外野手(3年=星稜)の中前打で挙げた1点を、小寺兼功(4年=岡山理科大付)-鷲崎淳(3年=創成館)のリレーで守り切った。

被安打わずか4本、奪三振は16を数えた。4回には無死満塁の大ピンチを招いたが、井町大生捕手(2年=履正社)のスクイズ外しもあって、得点を許さなかった。

初戦(対筑波大)に続く1点差勝ち。田中秀昌監督(61)は「バッテリーのおかげです。鷲崎がよう投げたしスクイズ外しも井町の観察ですから。ベンチの雰囲気がいいですね。選手が我慢できるようになった」と満足そうに話していた。