ヤクルトがソフトバンクを自由契約となった寺原隼人投手(35)を獲得することが15日、決定的となった。寺原は今季は中継ぎで21試合に登板して0勝0敗、防御率2・39。通算では299試合で71勝80敗23セーブと経験豊富な右腕だ。

ヤクルトは昨季の最下位から今季2位に躍進したが、失点はリーグワーストの665で、防御率は同4位の4・13。来季の4年ぶりリーグ制覇に向けて投手陣の整備は最優先課題で、先発でも中継ぎでも十分な実績を誇る寺原の獲得調査に動いていた。