ヤクルト村上が「青木塾」で腕を磨いて来季の開幕1軍を狙う。21日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、80万円アップの800万円でサイン。プロ初打席の9月16日広島戦(神宮)でいきなり初本塁打を放ち、背番号「55」をつける「燕のゴジラ」の存在をアピールした。しかし、その後は13打席凡退でシーズン終了。不完全燃焼に終わり、来季へ「早く1軍で活躍したい。開幕1軍を目指して、レギュラーをとれるように」と意気込んだ。

飛躍のため、今オフは青木に弟子入りする。大先輩から合同自主トレのオファーを受け「お願いします」と“入門”を即決した。来年1月、米国ロサンゼルスでともに汗を流す予定で「一緒に練習をして、1つでも2つでも何かを見つけて、来季へ吸収したい。違う人の立場から、体の使い方や打撃について聞きたい」と胸をふくらませていた。(金額は推定)