プロ14年目のリニューアルだ! ソフトバンク松田宣浩内野手(35)が21日、ヤフオクドーム近くに開業した商業施設「MARK IS 福岡ももち」のグランドオープンセレモニーに出席。クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズで先発落ちするなど悔しい思いも味わった1年を終え、来季に「新・松田」で臨む意気込みを明かした。

新装開店のテープカット役を終え、松田宣は「今年の良かったこと、悪かったことは反省しました。本塁打と打点には満足しているが、CSや日本シリーズでは打率が問われる」。今季は32本塁打、82打点をマークしたが、打率2割4分8厘はプロ1年目に次ぐ自身2番目の低打率だった。確実性に磨きをかけることをオフの課題とする。

19年は36歳になるが「まだまだ老け込むつもりはない。ぼくも10年前、レギュラーを譲ってもらったのではなく奪ったと思っている。まだ渡したくない」と鼻息は荒い。狙うは連続試合出場の継続だ。ここ4年はシーズン全試合に出ており「そこは途切れさせたくない。プライドというか、負けたくない」。ソフトバンクに松田宣あり。「マーク イズ マツダ」で巻き返す。【山本大地】