阪神矢野燿大監督が「NPB AWARDS 2018 supported by リポビタンD」に出席し屈辱からの逆襲を宣言した。
今季、2軍監督として率いた矢野監督は「来シーズンは僕も立場が変わり、1軍監督となります。今日、来た選手はもちろん、来季は1軍でアワーズにたくさん選手を呼んでもらえるよう、そして、プロ野球全体を盛り上げていけるよう、僕自身、精いっぱい頑張っていきたいと思います」。
「2軍で表彰されるためにみんな来たわけじゃないと思う。こういう舞台で予行演習というか。次は1軍の表彰をしてもらいたいとか感じるものもあると思う。みんな、いつ出てきてもおかしくない。完全にステージは1個上がっている」。
来季のタイトルについても「盗塁とか取れそうなヤツもおるし。最多勝だってどうなるか分からない」。
参加者なしの窮状に「寂しいね、そりゃあ」と本音も出た。だが「1人でも2人でも、結果的に取ってくれるというのは、すごくうれしいこと」と前を向いた。
その他の一問一答は以下の通り。
-2軍は表彰選手が多くて来年が楽しみだ
2軍で表彰されることで本人の自信もちょっとずつ出たり「2軍で野球をやっている場合じゃない」とか「もっと1軍でやりたい」とか、いろんな気持ちの動きがあったと思う。
-個人個人のパフォーマンスがチーム力になる
もちろん。まずはウチのチームは競争。競争して激しくさせることが、まずは俺の仕事。そこを突き抜けていったヤツが個人記録を目指すところになる。オールスターもそうだけど、こういう舞台を肌で感じると毎年とりたいなとか、スゴイ気持ちも上がる。いっぱい出てくれたらうれしい。
-現役時代に同じ経験
オールスターも周りを見たら、すごい選手がいて。「いま、ここで野球をやれているのはすごく幸せ」と思ったときから、毎年出たいと思った。ベストナインもゴールデングラブ賞もそう。