日本ハム石川直也投手(22)が5日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季の年俸1300万円からのアップに一発サインした。

プロ4年目の今季は自己最多となる52試合に登板。4月3日の楽天戦(楽天生命パーク)ではプロ初セーブをマークし、6月27日のソフトバンク戦(那覇・沖縄セルラー)ではプロ初勝利を挙げた。7月後半に右内転筋の肉離れにより約1カ月間の戦線離脱こそ余儀なくされたが、1勝2敗、19セーブ、18ホールド、防御率2・59の成績を残し飛躍的な1年となった。

契約更改を終えた石川直は会見で年俸額を問われ、「税抜で3200万円です」と笑顔を見せた。「しっかり1年間の評価をしていただいたと感じています。来年は日本一を目指してやって、そのために自分は抑えのクローザーとしてセーブ王のタイトルを目指したいと思っている。40セーブは目指したい」と堂々と宣言した。(金額は推定)