阪神の入団1年目の6選手が5日、甲子園球場で行われた新人選手研修会に参加した。育成1位の石井将希投手(23)は現在台湾でアジアウインターリーグに参加中のため、欠席した。

6選手は約4時間にわたり、社会人やプロ野球選手としての心得、マスコミ対応などについて講義を受けた。

プロ野球選手心得の講師は阪神新井良太2軍打撃コーチ。新井コーチが現役12年間でできたこと、できなかったことなど経験を元に講義を行った。ドラフト1位で入団した馬場皐輔投手(23)は新井コーチの話を聞き「やらされるんじゃなくて、自分から野球と向き合っていくことが大事」と学んだ。

選手たちは最後に1人ずつスピーチを行い、馬場は「1年間1軍で投げないと、他のことにつながってこない。まず野球を大事に、周りに目と気を配ってやっていきたい」と力強く話したという。