DeNA三上朋也投手が7日、前代未聞の「スカイプ会見」を実施した。

球団が戦略的パートナーシップを結ぶオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)のキャンベラ・キャバルリーへ派遣中とあって、契約更改会見をビデオ電話で行われた。横浜市の球団事務所とオーストラリアとを結ぶ球団史上初の試みは、多少の通信の乱れこそあったものの、ほぼ問題なく成功。三上は「本当は会ってお話ししたいですけど。変な感じがします」と遠く離れた南半球から元気な声を届けた。

契約更改は球団幹部が現地入りし無事にサイン。キャリアハイに並ぶ65試合に登板し防御率は3・05の成績を残し、8750万円から1億500万円にアップした。来季に向けて「暖かいところで実戦の中で、より技術的なことができているのできてよかった」と現地の様子を語った。