20年に開局60周年を迎える東海ラジオが7日、名古屋市内で周年事業の一環として来年1月1日から中日球団とオフィシャルスポンサー契約を結んだことを発表した。プロ野球球団とラジオ局がオフィシャルスポンサー契約を結ぶのは12球団で初となる。

東海ラジオは開局以来、中日ドラゴンズの野球実況を行ってきた。今回のオフィシャルスポンサー契約で東海ラジオは、ナゴヤドームでの社名掲出、「東海ラジオを聞くドアラ」の商標利用権などを得た。

来年4月1日からは新番組「ドラゴンズステーション」をスタートさせる。これまでナイター中継は「ガッツナイター」として試合開始から終了までを放送。新番組は午後4時に放送が始まり、月曜は午後7時まで、火曜日から金曜日は中日の試合を中継するガッツナイターを含め、試合終了まで放送される大型ワイド番組に生まれ変わる。

東海ラジオ野球解説者には、今年まで務めた中日OBの権藤博氏、鈴木孝政氏、鹿島忠氏、山本昌氏、山崎武司氏、井上一樹氏に、仁村徹氏、谷繁元信氏、井端弘和氏のOB3人が新たに加わる。以上9人もドラゴンズステーションに出演する。