1度目の契約交渉で保留していた西武熊代聖人外野手(29)が7日、前回提示と変わらぬ現状維持の1000万円で更改した。

「自分の言いたいことは全部、伝えさせていただきましたし、球団の方にも聞いてもらった。球団からの僕に対しての思いがすごく伝わった。お互い、意見を言えたので納得して契約できたのかなと思います。モヤモヤ感はないです」と笑顔を見せた。

試合前の“声出し係”でムードメーカー役を担うなど、良い部分は来季も継続しつつ、向上させるのは打撃。「今季何が足りなかったのかは自分でも分かっている。(浅村らが抜けるが)辻監督もおっしゃってたように1人、2人抜けてダメになるような球団ではないと思っている。逆にチャンスだと思っている。レギュラー争いをして、試合に出て勝利に貢献したい」と意気込んだ。