ロッテ鈴木が14日、来季のフルイニング出場を誓った。ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、1000万ダウンの1億円でサイン。「むずかしさを感じた1年。来年はまずポジションを取ることから。最後まで試合に出たい。勝ち負け関係なく終わりの時にグラウンドに立っていたい」と表情を引き締めた。

シーズン終了後は、成長著しい安田ら若手にライバル意識があった。だが母校桐蔭学園の試合を観戦して考えが変わった。センバツ出場を当確させた10月23日の秋季関東大会準々決勝の佐野日大戦を現地で観戦。後輩の一生懸命な姿がかっこよく見えた。「周りどうこうより、自分が変わらなくちゃと。(試合に出るには)誰にでも認められることが一番の近道。はつらつとしたプレーが、見る人の目を引くと感じた」と自分を見つめ直した。来季の選手会長は、誰よりもがむしゃらに白球を追い続ける。(金額は推定)