オリックス長村裕之球団本部長(60)が17日、大阪市西区の球団事務所で、阪神にFA移籍した西の人的補償について、年内に決着させる考えをあらためて示した。

阪神からプロテクト名簿を受け取り、15日に西村監督にも見せた。「1人の選手を獲得するわけですから、じっくり検討して決めたい」と慎重に人選を進める。ただ年明けからは新体制で動きだしたい考えもあり「年内には決めて、タイガースにはお伝えするつもりです。入団会見は年明けになるでしょうが」と見通しを明かした。金子も日本ハムに移籍し、先発投手が手薄になったチーム事情から、人選は投手を軸に進められるとみられる。