早大の新主将・加藤雅樹外野手(3年=早実)が24日、プロ入りへの決意をにじませた。

西東京のグラウンドで、今年の練習納めである大掃除を終えた。1月1日に新監督に就任する小宮山悟氏から訓示を受け、同4日までのオフに入った。

来年の目標を問われると「プロに入りたいので、右往左往、迷いながらやってきました。遠回りしたけど、最後は遠回りじゃなかったと言える1年にしたいです。チームのために打ちまくりたいですね」と力強く答えた。

2年春に打率3割7分5厘、4本塁打、13打点を挙げた。だが、その数字が自己ベストのまま。今秋は打率2割2分7厘、1本塁打、8打点にとどまった。「1シーズンで打率4割、5本塁打、15打点は。数字は難しいですが、1打席1打席、大事にしたい」と高い目標を掲げた。