阪神のドラフト2位・小幡竜平内野手(18=延岡学園)が5日、出身チームの大分明野ボーイズが練習するグラウンドで自主トレを公開した。

幼少期に慣れ親しんだ「原点」でランニングやキャッチボールなどみっちり3時間練習。7日に入寮を迎える18歳は「やらないといけないという気持ちが一番強い。本当に結果を出さないといけない職業なので、しっかり自分に負けないようにやっていきたい」と、目を輝かせた。

新入団選手の体力測定では30メートル走3秒98と新人のなかでは唯一の3秒台をマーク。181センチ、73キロと体格にも恵まれた大型ショートは「プロに入ったら全然なので。足が速いだけじゃ盗塁は出来ないし、スタート、スライディングが重ならないといけない。いい選手がいれば盗んでいきたい」と貪欲だ。

中日根尾、オリックス太田ら同世代のショートにはライバルも多いが「そういった人たちより先に出たいという気持ちは強いですし、最終的に絶対に勝たないといけない立場だと思うので」と意気込みを語った。