広島野間峻祥外野手(25)が10日、マツダスタジアムの室内練習場で自主トレを公開し、巨人から加入する長野久義外野手(34)に挑戦状を送った。長野はFAで移籍した丸佳浩外野手(29)の人的補償でチームメートとなる。同じ外野手の野間にとって強力なライバル。「すごい選手ですが、負けないつもりでがんばりたい」と話した。

野間は昨季、初めて規定打席に到達し、打率2割8分6厘、5本塁打、46打点、17盗塁をマーク。今季は「センターの定位置をとるつもりでがんばる」とさらなる飛躍を期していた。ライバルが出現しても、目標を変えるつもりはない。長野にリスペクトを示しつつ「全試合出られるようにしたい」と言い切った。

今オフは精力的に体をつくってきた。マツダスタジアムで精力的にトレーニングし、帰省した正月も休まずバットを振った。この日はティー打撃の後、マシン打撃を披露。ハーフスピードのボールを確実に捉える練習を繰り返した。長野加入は大きな刺激。調整ペースを上げていく。