ソフトバンクのドラフト6位泉圭輔投手(21=金沢星稜大)が、入寮後初ブルペン入りした。

捕手を立たせたまま、直球とツーシームを20球投げた。最速147キロ右腕は、スピンの利いた球を投げたが「思ったより投げられなかった。全体的に。まだ早かったかな。8割くらいで投げた」と納得いかない表情だった。

入寮前日の5日に星稜(石川)のマウンドを借りて投げた。それ以来の投球練習で「金沢は湿気が多く指先もしっとりしているが、気温、湿度の変化に指は敏感。ボールも(NPB統一球に)変わった」と繊細な感覚のズレを明かした。

「(キャンプインの)2月1日には合わせないといけない。今後もブルペンに入って調子を上げたい。出遅れることなくやっていけたら」。武田の動画を参考にした投球フォームは、テークバックや角度をつけて腕を振るところなどが似ている。残り2週間でしっかりと仕上げたい。