秋田県出身のプロ野球ヤクルト石川雅規投手(38=秋田商出)が、石山泰稚投手(30=金足農出)とともに、秋田ノーザンハピネッツ-A東京戦を観戦した。10年からハピネッツ個人スポンサーの石川は「ハピネッツから元気をもらって2月1日からキャンプインしたい。同じプロとして、1戦1戦全力で戦うことが大事」。B1で5位低迷と苦しみながらもブースターの前で奮闘する姿に刺激を受け、共闘を誓った。オープニングアトラクションに登場し、19年ホーム初戦を盛り上げた。

今季は6月29、30日に、秋田・こまちスタジアムでヤクルト-巨人戦が開催される。石山は「石川さんが先発して、僕が最後に抑えて勝ちます。2人で優勝を目指しているので応援に来てください」とブースターに願った。

石川は観客席最前列からクレイジーピンクTシャツの“戦闘服”で拍手や声援も送った。15年以来12度目の2ケタ勝利、同年以来のセリーグ制覇に向け、故郷秋田のパワーを注入した。【鎌田直秀】