阪神矢野燿大監督(50)が21日、大阪市内のホテルで行われた「大仙会」の激励会に出席した。 昨年1月に急死した故・星野仙一氏(享年70)の後援会による監督就任激励会。

-星野さんの後援会が中心になった激励会

俺も現役時代から、この会には出させてもらっていた。その縁で今回開いてもえるのは、星野さんを含めて周りの皆さんのおかげ。

-選手への接し方は

星野さんに教えられたこと、学ばせてもらったことは俺の中から出てくると思うけど、俺は星野さんにはなれない。星野さんだからできることもあるから。生意気というか、そんなつもりはないけど、俺は俺らしくという部分もある。全部マネしようと思ってもそれは無理だから。

-リーグ優勝した03年の盛り上がりは

すごかったやん、あのときは。18年ぶりというのもあったし、今もかなり時間は空いちゃったけど、どこ行ってもすごかったもん。俺も優勝が初めてやったから。でも、優勝ってすごいなって03年に感じたから。

-星野さんは楽天へ行っても阪神を気にかけていた

阪神に対する思いも、ずっと持ってくれてた。星野さんが生きてるうちに、楽天と阪神で日本シリーズやろうぜって、いつも言ってたのを思い出す。相手を見る余裕は俺にはないけど、まずは日本シリーズっていうのはすべての人に対する恩返し、星野さんに対する恩返しにもなる。